そもそも「No.5」って?
先日、MONSTERからMONSTERプレイヤー座波常輝プロのバレル「GHOST」シリーズのNo.5モデルが登場しました。
No.5化されたのは「GHOST2」「GHOST3」の2モデル。
同じくMONSTERプレイヤー 村松プロの「RAPIER3」、橋本プロの「OGRE3」、マークプロの「MARK1」などに続くものです。
【モンスター】ゴースト3 No.5、ゴースト2 No.5
【モンスター】オーガ3 No.5
【モンスター】レイピア3 マイクログルーブ No.5
最近増えてきたNo.5タイプのバレルですが、「No.5」とは今までのバレルとどう違うのでしょうか。
調べたところ以下のようです。
- MONSTERとL-styleの共同開発で生まれた規格
- チップ部分のネジ直径が2BAタイプより細くなったもの
- 細くしたことで、ハードダーツ向けにも使用できるSLEEKタイプの弱点を解消
- ネジ直径が細くなったので、バレル先端が細めになり見た目はSLEEKより
- 先細った形状になることにより、2BAより前重心のバレル(既存モデルに比べ)
MONSTERとL-styleだから、MONSTERバレルばかりだったんですね。
上記の改良によって生まれたNo.5のメリットは以下のようです。
- グルーピングアップ(細くなったので、ダーツ同士がぶつかって弾かれるのを軽減)
- チップが細くなるのでバレルによるバランスデザイン領域が増えるので、形状のバリエーションが増やせる
- 新開発チップは細いのに高強度
- 好みはあるが、チップまでのラインが滑らかにしやすくなり、デザインがよくなる
将来的なメリットもあるようですが、一言でいうと、「グルーピングが良くなる」が一番感じるメリットのようです。補足として見た目がスリムに見えてかっこよく見えるとか、チップは細くなったからと言って折れやすくはなっていないというのもあるようです。
グルーピングのメリットを享受できるプレイヤーは上級者かと思いますが、買い換えのタイミングとかでタイミングが合えば、これからの新基準になるかもしれませんし、MONSTERファンの方には良い機会かもしれません。