タングステンってなんだろう
ダーツバレルにはよくタングステンという金属が使われます。今回はこのタングステンの正体について探っていきます。
タングステンには4つの大きな特徴があります。
①最も融点が高い金属
融点というのは『固体が液体になり始める温度』です。鉄の融点はおおよそ1500℃ですが、タングステンは3380℃と超高温の環境下でも形状を維持できます。
②とても高い硬度
金属の中でも特に硬く、炭素と混ぜるとさらに固くなり、モース硬度という単位ではダイヤモンドの「10」に次ぐ「9」にランクします。
③特に重い金属
比重が19.3で、これは鉄の2.5倍、鉛の1.7倍重いという数値です。小さくても重さが出せる金属です。
ダーツに使われる理由としては②、③でしょうか。
タングステン90%の表記はよく見ますが、残りの10%になんの金属が混ぜられるかは各メーカーによって異なるようです。
また、タングステンが混ぜられていないダーツをブラスダーツと言い、こちらは真鍮でできています。真鍮の比重は8.45なのでタングステンの半分以下です。店頭で持って比べていただければすぐに分かりますが、かなり軽いです。
ダーツを安定して投げ続けるには、ある程度重さを必要とします。ブラスダーツでは足りない場合が多く、タングステンの入ったダーツをおすすめします。
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