思うようにダーツを投げられなくなったら
Bフライト以上の方の多くは必ず経験する『スランプ。』そのきっかけは様々で、バレル等セッティングを変えた場合や、グリップや振りなどフォームを変えた場合などが代表的です。
スランプに向き合いどう対応していくか、それが大切です。スランプから抜け出す方法をいくつかご紹介します。
1.セッティングを変えた場合
ダーツを投げた時の軌道がこれまでイメージしていたものと実際のダーツの飛び方に乖離が生じています。特に影響を受けやすいのは、バレルを変えた時です。重心位置に変化があると同じフォームでもダーツの軌道に大きな変化があります。
①セッティングを戻す。
特に理由がなくセッティングを変えた場合、あなたの理想の投げ方に合っていない可能性があります。こだわりがなければセッティングを戻すのもアリでしょう。
②フォームを作り直す。
明確な目的を元にセッティングを変更した場合はセッティングを戻す必要はありませんが、フォームを調整する必要があります。
具体的な例は以下です。
・シャフトを長くした
→ダーツの重心と重さが変化しています。ダーツの持つ位置を変更し、重くなっている場合にはこれまでより力が伝わりやすいようにグリップを調整するか、構え時の肘の位置を上げる必要があります。
・フライトを小さくした
→ダーツの向きを修正する力が弱くなりましたので、自力でダーツを真っ直ぐ投げる力が必要です。グリップの調整と腕の振り方を調整してください。普段早く腕を振って投げている場合は早すぎてダーツの軌道を制御できていない可能性があります。実際に振りを遅くしてダーツ投げてみましょう。ゆっくり腕を振り、腕の動きを確認しましょう。
・バレルをストレートからトルピードに変えた
ダーツの軌道と重心位置、形状が変化しましたので、スタンス以外のフォームを変える必要があります。ダーツを始めた頃のようにフォームをほぼ作り直す必要があります。
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2.フォームを変えた場合
基本的には急にフォームをがらりと変えることはオススメしません。フォームに修正を加える場合は、一つずつ行う必要があります。そうしなければ、修正を加えた部分が合わなかった場合に元のフォームに返ってこれなくなり、一からフォーム探らなくてはならなくなります。
①元のフォームに戻す
一部分だけフォームに修正を加えていた場合、修正した部分が合わなかった可能性があります。一旦元に戻しましょう。感覚も元に戻ったら、また修正をしてください。
②頭を空っぽにする
修正箇所が多かったり、フォームに囚われていることも多々あります。頭を使いすぎている可能性が高いです。一度フォームを全て忘れ、自分の勘を信じて、リラックスしてダーツを投げましょう
。この場合、レーティングを記録するカードを使わない方がより効果が得られます。
以上がスランプを脱出する方法になります。スランプの原因は多岐にわたり、原因に合わせた解決策が必要です。こちらを参考にしていただき、原因をよく分析して対応していただけますと幸いです。
また、ダーツは精神的スポーツです。もし今ダーツバーやダーツ場で友人と投げている場合は『頭を空っぽにする』ことが1番の特効薬になります。
是非、お試しください。